はじめに
DIY歴・8年間の振り返りとして、過去のDIY作品を5回に分けてご紹介しています。
第2回のテーマは、「DIYのコツが掴めてきた頃に作ったもの」です。
本ブログで、DIYの楽しさやノウハウを、読者の皆様と共有できましたら幸いです。
「趣味はDIYです」と言えるかも?
前回、「初心者の頃に作ったもの」をご紹介しました。
その後、引き出し付きの家具や大型家具も作り始めました。
ここまでくると、「趣味はDIYです」と公言できそうな気がしてきました。
それでは、1品ずつご紹介していきます。
ハンガーラック
まずは、ハンガーラックです。
制服を掛けたり、ランドセルや学校用品の収納に使っています。
上の棚に物が置けます。ここには、強度を上げる工夫が2点あります。
- 背面の最上部に補強を入れている。
- 側板の連結木の上に棚板を置いている。
ハンガー掛け部分の丸棒のサイズは、直径24mmです。
このサイズであれば、曲がる様子もなく安心して使えています。
ハンガーラックの真ん中あたりに、「ダボ」を入れる穴を開けており、
ここに「ダボ」を入れて、仕切り板を置くと…
上段:教科書・参考書、下段:ランドセル・手提げカバン、といった使い方も出来ます。
下の画像が、仕切り板の取り付け前後になります。なんだか、間違い探しみたいですね。
「ダボ」って何?という方は、こちらのリンクが参考になるかと思います。
続いて、引き出し部です。
ここにもDIYならではの工夫が、2点あります。
- ルンバが入れる10cmの高さを確保。(今はルンバ不在なのですが…)
意外とこういう細かい条件が、家具を選ぶ際の条件だったりしますよね!? - 持ち手部分には、手触りの良い本革を使いました。冬場も冷たく感じません。
はじめて引き出しを作りました。開けると、こんな感じです。
木工の授業で作ったかのような木箱感がします。
引き出しを取り外すと、奥に補強が入っているのが見えます。
後ろに隠すことで、強度を上げつつ、見た目にも配慮しています。
ベンチ
次は、ベンチです。
背もたれ部分、ハシゴ形状で等間隔に並べています。
アームレスト部分、丁寧にヤスリがけをしました。
座面部分、板と板の隙間も等間隔にしています。
座面の裏側部分、補強が入っています。
ただ、大人が座るには強度不足を感じますので、座面中央の下にも支柱があると、
強度が確保できるのかなと思いました。反面、デザインは犠牲になっちゃいます。
ベンチとハンガーラックのデザインについてですが、
第1回でもご紹介した、末永京さんの「シェルフをつくろう!はじめてのDIY」
という本を参考にしました。
デザイン面や作り方で、大変参考となった本です。
長机
最後に、長机です。
どの本を見て作りたいと思ったのかは忘れてしまいしたが、
安川美樹さんの作品紹介で載っていた長机を参考に作りました。
ヒルナンデスブログさんのページ中段にも、長机の画像が掲載されていました。
余談ですが、ページ中段に、板壁でおしゃれなフレンチルームを作られています。
この板壁をいつか真似したいと思っているのですが、かなりの大物を扱いますので、
まだ実現には至っていません。
尚、ここまでの家具に使用した塗料は、
第1回でご紹介した「ブライワックス」と「バターミルクペイント」の2種です。
第1回へのリンクを再掲しておきます。
こだわりポイント
同じ家具が2つ?
実は、ハンガーラックは、兄弟用に2つ作りました。
自分は家具職人だったっけ?と錯覚してしまうほどの出来栄えです。
これは、ホームセンターのカットサービスがあってこそ、実現できました。
横から。
上から。
上の方のズーム。
下の方のズーム。
引き出しのリメイク
祖母のタンスの引き出しを、長机用にリメイクしました。
タンスが処分される際に、状態を見てリメイク用に取り置きしていました。
両サイドが、タンスの引き出し1つ分をカットしてリメイクしたもの。
引き出し3つ分は取れなかったので、中央の引き出しは新規で作りました。
引き出し表面、使用感のあるキズがアンティーク感を出しています。
引き出しの中、アンティークな雰囲気で気に入っています。
引き出し側面、タンスの引き出しで使っていた時の溝があります。
自分で作った引き出しは、こんな感じです。
これはこれで良いのですが、タンスの引き出しに比べると素っ気ない感じです。
DIYのコツが掴めてきた
木枠、スノコ、ハシゴなどの基本形の組み合わせで家具が作れることを学びました。
また、これらの基本形を横方向と前後方向に組み合わせることで、適度な強度が
確保できることも体験出来ました。
DIYの教科書的な本として、あらためて、こちらの本は有用だったかと思います。
最後に
第2回では、「DIYのコツが掴めてきた頃に作ったもの」をご紹介しました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
引き続き、第3回はこちらです。