はじめに
DIY歴・8年間の振り返りとして、過去のDIY作品を5回に分けてご紹介しています。
週1ペースでお送りしている本話も、早いもので残すところあと2回となりました。
第4回のテーマは、「小物家具」です。
本ブログで、DIYの楽しさやノウハウを、読者の皆様と共有できましたら幸いです。
小物家具
前回までは、比較的大きな家具を中心にご紹介してきました。
大きめの家具については、前回までに紹介し尽くしてしまいましたので、
今回は、比較的小さめの家具7品をご紹介したいと思います。
それでは、1品ずつご紹介していきます。
鍵掛け
まずは、鍵掛けです。
玄関ニッチにピッタリ収まるような鍵掛けが欲しくて、作ることにしました。
せっかく作るのであれば、フレンチ・シャビーな雰囲気にしたいと思いました。
「シャビー」の意味については、こちらが参考となりそうです。
出来上がったのがこちらです。
車や自転車などの鍵が12個と、ペンライトなどを収納できます。
初めての汚し加工で、汚し加減が心配でしたが、いい感じになったと思います。
板壁に、100均の金具や雑貨、端材を配置して、一番下の雑貨で支えています。
この板壁を支える発想は、第2回でご紹介させていただいた安川美樹さんの
フレンチルームの板壁から着想を得ました。壁に穴を開けずに済む方法です。
こちらのリンク中段で紹介されています。
裏側は無塗装でこんな感じです。なんだか、TV番組のセット裏みたいです。
塗料には、ミルクペイントのお試しキットの中から、スノーホワイトと
アンティークメディウムの2色を使いました。この2色以外は使っていませんので、
お試し用途でなければ、必要な色を単品で買ってもいいのかなとも思いました。
単品だと、こちらです。
壁掛けフック
次に、壁掛けフックです。
帽子やコート、小物など色々なものを掛けます。
作り方は、無垢のフローリング材の板1枚をブライワックスで塗装して、
表面にIKEAのフック、背面に100均の三角吊り金具を取り付けました。
板は、住宅メーカーさんの余材をまとめて安価で譲っていただいた中の一つです。
ホームセンターで杉板を買ってきて塗装しても、いい感じになると思います。
こちらのイメージです。
また、使用した壁フック「SVARTSJON」を、IKEAのサイトで検索しましたが
見つかりませんでしたので、もしかすると、生産終了品かもしれません。
代わりに、こちらのコートフックでも代用できるかと思います。
ウォールシェルフ
IKEAでアイアン調の棚受け金具を買ったものの、道具箱に眠っていました。
プログラミング学習を始める際に、上の方に本棚があると、本の出し入れが
楽になるかと思って、この金具を、ウォールシェルフに使うことにしました。
板に金具を付けて、金具を壁に固定するだけのシンプルなものです。
こちらでも、同じ金具を使ったDIY作品が紹介されていました。
IKEAのサイトで同じ商品を検索しましたが、見つかりませんでした。
先端のデザインが長方形から矢印っぽい形に変更されているようです。
個人的にはこちらの方が好みですので、機会があれば使ってみたいと思います。
また、ウォールシェルフを壁に固定する際は、柱に固定すると安定しますが、
そんな都合のいい場所ばかりに柱はありません。事前に柱探しの探知機を
使って、柱の有無を調べます。
使っている探知機を探したところ、生産終了品のようです。
使ってみたことはないのですが、こちらが後継機のようです。
針を刺して物理的に確認するものも持っていますが、壁に傷を付けるので、
まだ、使ったことはありません。
普段は、測る道具たちと一緒に立て掛けて保管しています。
取り付け位置が決まったら、柱がある部分は直接ネジを打てば固定できると
思いますが、柱がない部分には、ドリルで穴を開けた上でネジ抜け防止の
プラグを打ち込みます。ドリルのサイズは大き過ぎないように要注意です。
ネジとプラグは、IKEAのものを使用しました。
IKEAのサイトに材質ごとの断面図が載っていて、参考になるかと思います。
ウォールシェルフは、本棚としてこのように使用しています。
書見台
本棚の話題に続いて、次は、書見台です。
プログラミング学習のときに、なるべく視線の移動が少なくて済むように、
モニターアームを使って、PCディスプレイの下に書見台を設置しました。
さらに、木ダボのページ押さえが、意図しないページめくれを防ぎます。
本の序盤では、左側のダボの隙間の狭い方で挟みます。
本の序盤〜中盤では、左側のダボの隙間の広い方に挟みます。
本の中盤〜終盤あたりは、右側のダボの隙間が広い方に挟みます。
本の終盤になると、ダボの隙間の狭い方に挟みます。
モニターアームは、こちらを使いました。
スマホ収納スタンド
次は、スマホ収納スタンドです。
年々増えていく電子機器、これをお店のディスプレイみたいに収納できる棚が
欲しいと思って、ハンガーラックの余材とフローリング材を活用して作りました。
塗料は第1回で紹介しました、ブライワックスとバターミルクペイントの2種です。
スマホやタブレット、リモコンを置くと、こんな感じです。
タブレットも収納できます。
スライド式ゴミ箱収納ラック
ゴミ箱がスライド式で引き出せたら便利だろうな、という願望から作りました。
引き出し側面に使われることが多いスライドレールを、引き出し下に付けました。
引き出すと、このようになります。
この引き出しの中にゴミ箱を乗せます。
ゴミ箱を乗せると、こうなります。
収納すると、こんな感じです。
注意点として、ゴミ箱の重みで脱着式の棚板が外れる場合がありますので、
棚板に重みのあるものを置いておくことで、外れないようにしました。
スプレー缶ラック
最後は、スプレー缶ラックです。
ここまで立派なものを作る必要はなかったのかもしれませんが、
学校の工作みたいな気分で、端材を活用して作ってみました。
色を塗ると尚よかったのかもしれません。
元々は、左のように100均か何かの箱に、スプレー缶を収納していたのですが、
右のように、新しく作ったラックの方へ移しました。
以前よりは、しっくりきているかな〜と個人的には思います。
最後に
第4回では、「小物家具」をご紹介しました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
引き続き、第5回(最終回)はこちらです。