実践FjordBootCamp: Aim to be a programmer.

学習記録

はじめに

世の中の働き方が変化して、自宅で仕事ができる職種が増えてきました。

そんな、働き方の自由度が高い職種として「プログラマー」が再注目されています。

未経験からプログラマーに転職を考えていらっしゃる方も、多いのではないでしょうか。

私もその中の一人で、「FjordBootCamp(以下、フィヨルドブートキャンプ)」という
オンラインのプログラミングスクールで学習していました。

学習中は、なかなかブログにアウトプットする余裕がなかったのですが、節目として
本記事では、フィヨルドブートキャンプ入会〜就職までの11ヶ月間を振り返ります。

プログラマーへの転職を考えている方のスクール選びの参考となりましたら幸いです。

「フィヨルドブートキャンプ」とは

一言で言うと、「現場の即戦力となれるプログラミングスクール」です。

フィヨルドブートキャンプはプロになるためのオンラインプログラミングスクールとして、2018年よりスタート。現場のプログラマーが考える、こうあるべきスクールを実現し、現場での即戦力となる人材を育成を目的としています。

フィヨルドブートキャンプについて

会費は月額29,800円のいわゆるサブスクサービスなため、初期費用が抑えられます。
また、都合により休会して課金を止めたり、休会前の学習進捗からの再開も可能です。
私の場合は卒業前に就職しましたので、本業に専念するために一旦休会としています。

入会後は無料お試し期間が3日間あります。これが大型連休で7日間に延長される
こともありますので、そのタイミングで始めてみられるのも良いかと思います。

他に必要なものはPCと書籍代くらいで、書籍は学習の進捗に合わせて購入する感じです。
一例として、最低限必要な5冊を購入する場合は、13,431円が必要です。

「必要な5冊」を、新品の物理本優先で計算すると 13,431円 でした

「フィヨルドブートキャンプのカリキュラムで必要な書籍・参考書籍」の補助輪

実践してみてどうだったか

フィヨルドブートキャンプの実践結果について、主なものを3つ挙げます。

  • 印象:現場の即戦力となれそう
  • 期間:入会〜就職まで、11ヶ月
  • 就職:40代になると、かなり難しい

それでは、一つずつ見ていきたいと思います。

印象:現場の即戦力となれそう

フィヨルドブートキャンプの中身について、まずは、公式サイトを見てみましょう。

次に、フィヨルドブートキャンプのメンターの伊藤さんの記事も読んでおきましょう。
実際に受講していた立場から見ても、メンターさんの想いが伝わってくる内容です。

ちなみに、メンターの伊藤さんから動画レビューをしていただいたことがありますが、
コードレビューに加えて、現場での考え方のコメントもあり、大変参考になりました。
このように、現役プログラマーの方のコードレビューがあるのも魅力の一つです。

また、伊藤さんがスクールと言うよりもコミュニティっぽいと例えられているように、
とても居心地のいいコミュニティだと思いました。コミュニティの大切さについては、
フィヨルドブートキャンプの駒形さんのプレゼン資料からもうなずけます。

メンターの方々や同じ受講生の方と一緒に画面共有してプログラミングする機会や、
輪読会という読書会も勉強になります。コミュニティの魅力が盛り沢山です。

また、スクールで使っている学習用アプリをスクラムでチーム開発するシステム開発
が楽しく・実践的に学べて、とてもよかったです。これまでの学習内容の一つ一つが
着実に身に付いていることを実感できる点が、特によかったのかなと感じました。

学習内容を見ていると、いつの間にか「システム開発おかわり」が追加されている。。

https://bootcamp.fjord.jp/practices

このような背景から、現場の即戦力となれるための環境が整っていると感じました。

期間:入会〜就職まで、11ヶ月

大まかな内訳は、以下の通りです。

  • チーム開発まで:6ヶ月
  • チーム開発:1.5ヶ月
  • 自作サービス:0.5ヶ月でスキップ(3ヶ月程度はかかる見込み)
  • 就活・内定:3ヶ月

この期間・内訳については、前提条件が人それぞれですので、あくまで一例です。

理想は、自作サービスをリリースし、卒業した上でスクールの提携先企業を紹介していただく流れでしたが、退職時期が早過ぎたこともあり、自作サービスをスキップして就活に専念しました。結果論ですが、妥当な判断だったと思います。

元々は、6ヶ月の短期集中で卒業・就職を考えていたのですが、見込みが甘かったです。

よって、退職時期は慎重に見極めが必要です。
(例:チーム開発に入るタイミングで退職し、自作サービスと就活を並行して進める)

何はともあれ、見守ってくれた家族やフィヨルドブートキャンプの皆様、これまでお世話になった職場の皆様、採用いただいた会社の皆様には、感謝の気持ちでいっぱいです。

転職までの道のり
  • 2019年11月
    「生涯プログラマー」を志し、転職を決意
  • 2020年1月
    「フィヨルドブートキャンプ」の入会を視野に、予習を開始
  • 2021年3月
    仕事と学習の両立を断念、前職の退職を決意
  • 8月
    前職を退職し、「フィヨルドブートキャンプ」に入会
  • 10月
    「Ruby on Rails」のプラクティスに到達
  • 2022年2月
    スクール内の学習用アプリ「Bootcamp」のチーム開発に到達
  • 3月
    チーム開発で規定の20ポイントに到達し、就活を開始
  • 6月
    「Webエンジニア」に内定

就職:40代になると、かなり難しい

フィヨルドブートキャンプの観測範囲では、40代の就職はかなり難しいとの見解です。
FAQに年齢ごとの傾向がまとめられていましたので、以下に引用させていただきます。
ポイント部分に、アンダーラインを引かせていただきました。

30代なのですが、エンジニアとして就職することは可能ですか?

今までの観測範囲から言いますと、30代の方はそれほど不利な感じはないです。特別に若手20代を中心に考えています、という会社がたまにあるぐらいです。

40代で転職した方もいますが、40代以上の方の場合はかなり難しいです。

年齢に関わらず、一定のプログラミングスキルがあることは最低条件で、就職をするためにはそれ以外の要素も必要ですが、30代以下に比べてより高いレベルでの、今までのキャリアで培った特別な経験や実績、高いコミュニケーション能力を求められる傾向にあります。

30代半ばを超えていたら、今持っているスキル + プログラミングスキルを使って、どの会社でどんな仕事をすれば自分の価値を出せるか?そのためには、どのような就活を行うべきかの戦略とプランも考えておく必要があります。

また、40代以上に強そうな転職エージェントを探し、予め相談してからフィヨルドブートキャンプを始めるかを検討するのもいいかもしれません。

30代なのですが、エンジニアとして就職することは可能ですか?

たしかに、40代ともなると期待されるレベルが高くなるのは当然のことだと思いました。

40代の転職が難しい理由と学習方法については、こちらの記事が参考になりました。
「プログラミングを学習するのに年齢は関係ない」は、実践してみて、その通りでした。

実際、40代での就活ともなると現実は厳しく、即戦力と見られるような実績がないと、
お祈りメールを受け取るばかりで、未経験者の需要がないことを肌身で感じました。

大変悔しい思いをしましたが、現実を受け止めて前向きに努力していきたいと思います。

今更ながら、若い頃から戦略とプランを持っておくべきだったとも思いました。

  • 自分はどんな仕事をして、社会に貢献したいのか?
  • その仕事をするためには、どういうキャリアを積んでいけば良いか?
  • そのキャリアを積むために、どういうプランが必要か?

とはいえ、80代でプログラマーをされている若宮さんから見れば、若い年齢ですので
今後実力をつけて、人に喜ばれるようなサービス創りに貢献していきたいと思います。
こちらの記事からも、コミュニティの大切さなど本質的なことは同じだと思いました。

最後に

今後、大事にしたいと思った点を、伊藤さんの記事より引用させていただきます。

「勉強」「戦略」「好きという気持ち」、この3つを大事にしながら、毎日努力していきましょう!

「未経験からITエンジニアとして就職するにはどうすればいいか?」という問いに対する、僕なりの答え

今回、「勉強」「好きという気持ち」の2つで、就職まで辿り着けたのかもしれません。
一方で「戦略」の点については、もっと若い頃から意識しておくべきでした。

今後は、この3つを大事にしながら、生涯プログラマーを目指して毎日努力していきます。
また、フィヨルドブートキャンプ卒業・発展編受講の夢も、近いうちに叶えたいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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